韓国ドラマでおすすめというと、必ず上位にランクインするのが『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』です。
主演のコン・ユが人気を大きくけん引したのは間違いありません。
- 大人の落ち着き
- 爽やかさと清潔さと甘いビジュアル
- 高い演技力
- 優しい声のトーン
- 高身長でスタイル抜群でおしゃれな着こなし
- 温かい包容力
などなど、評価ポイントは数えきれないぐらいあり、文句無しで完璧なキャラクターでした。
コン・ユにとって『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』は、2012年の『ビッグ 〜愛は奇跡〈ミラクル〉〜〉』以来4年ぶりのドラマ復帰だったので、益々関心が高まっていましたし、そこに来て感動の切なすぎるロマンスですからね。
tvN開局以来歴代最高視聴率20.5%をたたき出した人気作品になりました。
チ・ウンタク(キム・ゴウン)がキム・シン(コン・ユ)の胸に刺さった剣を抜くのか抜かないのかで視聴者の心は大きく揺さぶられました。
抜きたいけど抜けない、号泣しました。
その剣は画面越しでも1m位はあったんじゃないかと思いましたが、仕込みにも相当手が込んでいたそうです。
衣装もコン・ユに合わせてオーダーメイドされ型どりに1~2時間もかけられていて、胸に剣を挿入する穴があって剣の半分を、背中側にも残りの半分を差し込んで貫通しているようにCG処理をされていたようです。
存在感のあるアイテムは、アイデア、時間、人の手、お金もかかっていますね。
裏話ですが、その剣が刺さっている間コン・ユは数メートルは人と距離をとっていて孤独だったとか(笑)
そりゃそうですよね。
うっかりその壊してしまっては大打撃ですし、剣が誰かに当たると怪我もしかねません。
ファンタジーな部分なので軽く流し見してしまうのにはもったいない重要なアイテムで、その剣が持つ意味はとてもとても深いものでした。
作中でキム・シンは自分の意思とは関係なく900年もの間生きながら人生を達観していましたが、人が亡くなっていくのを見送るストーリーは哀しくて可哀想でした。
愛する人を一人、また一人と見送ることしかできない役柄は、コン・ユのしっとりとしたキャラクターが完璧にはまっていましたね。
見ると胸が苦しくなるので覚悟が必要なのですが、時折このドラマの世界に浸りたくなる時があるそんな作品でした。
コン・ユファンの方や韓国ドラマファンの方は、絶対絶対見てみて下さいね。