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18世紀初頭の朝鮮王朝。

第19代王だった粛宗(キム・ガプス)にはの次男イ・グム(チョン・イル)がいた。

イ・グムは子供の頃から頭がよく正義感が強かった。

そして何より、粛宗が一番愛したのがイ・グムの母トンイだった。

ところが、トンイは父親が剣契だとして宮廷を追い出され、イ・グムも幼少期までは宮廷の外で育った。

結局、第19代王だった粛宗が逝去した後、長男の世子(ハン・スヒョン)が第20代王についたが、子供の頃から世継ぎを望めない体で病弱だった。

そこで朝廷の最大派閥であるノロン派は、自分たちの息のかかった素行の悪い皇子イ・タン(チョン・ムンソン)を継承させようと企む。

ところが、第19代王・粛宗は世継ぎは次男イ・グムの王としての素質を見抜き、世継ぎにと指名していたのだった。

それを知る第20代王はイ・グムに嫉妬心を抱くようになる。

民のための政治を実現すべきだというイ・グムの改革が次第に民に支持をされ始め…

主人公のチョン・イルのイメージにピッタリのドラマです。

ちょうど今NHKで2回目の放送を見ていますが、何度見ても彼の正統派なイメージでどんどん悪を成敗し改革していく正義感に爽快感満載です。

それに、私腹を肥やし続けてきたノロン派も見事に返り討ちにあいました。

経験も政治力もあるノロン派のミン・ジノンはイ・グムにとって手ごわい相手だったのに、彼の本来の政治への想いを蘇らせたイ・グムの熱意も素晴らしかったです。

ミルプングン…彼は本当にぞっとするほど気持ち悪いぐらい王座に執着していますね。

イ・グムへの嫉妬心も恐ろしい程強くて、そういうところが民や仲間から信頼されない原因だという事が分からないのでしょうか。

（30代女性）

注目のキャストは主人公の第21第王英祖役だったチョン・イルです。

何だろう、チョン・イルが元々持っている硬派な印象とピッタリの人物だったので、シンクロ率が高かったと思います。

それに、確かこのドラマはチョン・イルの除隊後初の復帰作だったと思います。

入隊中に13kgも太ってしまったそうで、この役に挑戦するのに20日間でそれを元に戻したとかいうくらい意気込んで作品だそうです。

鍛え抜かれたで元々肩幅があるんでしょうね、王の衣装を着ると若いのに貫録があって素敵でした。

後、コ・アラと少しだけ出て来るロマンスシーンは、チョン・イルの挙動不審な目の動きはかわいらしかったです。

チョン・イルのための作品！そんな感想を持ちました。

（30代女性）

私は韓国の時代劇ファンで絶対に見たいと思っていた第21第王の部分が描かれていたので見ました。

あの逞しくて真っ直ぐすぎるトンイが母親なんだから、イ・グムは正義感強くないはずがありません。

案の定、53年も王座についたみたいで、誰よりも民からも朝廷内からもゆるぎない信頼と力を持った人物だったんだなって思いました。

王座につくまでには第20代王で腹違いの兄から嫉妬をされたり、宮廷でも味方が少なかったりして苦労が多かったのは見ていて辛いというか可哀そうでした。

でも、彼の目指す政治が徐々に皆に理解されてからは強かったですね。

結局はどの時代も(今もそうですが)、自分の議員という特権ばかりを守りたがる議員はダメだということなんだなって、ちょっと政治にも興味を持つようになるドラマでした。

（30代女性）

主演だったチョン・イル氏が素敵でした。

何があってもぶれない芯の強さは世弟とか王という前に、人間としても便りになるし信頼のおける人でした。

次はどうやって悪を排除するんだろうって問題が立ちはだかる度に彼の口から出る策が楽しみでした。

それをサポートする仲間のパク・ムンス役のクォン・ユルやヨジ役のコ・アラ、そしてタルムン役のパク・フンも良かったです。

友情とか仲間意識は分かりますが、命を懸けられるってすごいですよね。

それぞれ可愛らしかったり、男勝りだったり、クールだけど誰よりも愛情深い一途さを持っていたり、それぞれのキャラも強く描かれていてサブストーリーになっているのも面白く見られました。

（30代女性）

「ヘチ王座への道」を見る前に「トンイ」を見ていたので、その続きのドラマが観たいなってずっと思っていました。

なかなかそのドラマが出てこなくって、「イ・サン」との間は無いのかなって思っていました。

ようやく今回「ヘチ王座への道」を見られてものすごく楽しめました。

母親と英祖も王になるまでは相当苦労があったんだと知り、でもそれを乗り越えたからこそ歴代最長王になったんですよね。

「イ・サン」「トンイ」「イルジメ」の監督さんも関わっているドラマなのでハズレ無しだと思って期待していた通り、いやそれ以上にハラハラドキドキ最後の最後まで画面にかじりつきながら見ました。

イ・タンの狂気染みたというか狂った姿がどこから英祖を狙ってくるか、罠に引っかからないで欲しいって心の中で願いながら見ました。

（40代女性）

イ・グムは王子の頃から仲間に恵まれていました。

その中だったパク・ムンスは最初は科挙の試験になかなか受からなくて面白いキャラクターだったのに、気が付けば英祖の右腕になっていてかっこよかったです。

ヨジも負けん気の強い女性なのに、英祖を守らないとって宮廷に入っていってすっかり女らしくなってそういう面で英祖をサポートしていて素敵なロマンスを見せてくれました。

タルムンは途中まさかの裏切り！？って思いましたけど、裏切らなくてよかったです。

英祖と同じくらい知的なのに、どうしようもない女に惚れてしまった弱みは人間味があってその両方をうまく演じれいて楽しかったです。

以外とミン・ジノンも話の通じる人でまっとうな人間に戻ってくれてよかったです。

ミン・ジノン役のイ・ギョンヨンは「ミセン」や「秘密の森」とかいつも影で全てを操るボスの役が多いですね。

（40代女性）